超新星爆発その後を徹底解説|爆発の有力候補って結局どこなの!?
冬の星座の代表といえば、オリオン座。
その、冬の大三角のひとつ、「ベテルギウス」の超新星爆発が近いという。
えっ?超新星爆発って何だっけ?星の始まり?それとも星の終わり?
そういえば、学校で習ったような。いや、テレビで誰かが言っていたような。
解説しよう。超新星爆発とは、年老いた星が、形を維持できなくなり、爆発することなんだ。
えっ?何で爆発するのかって?
それは、星の寿命が来ると、中心に集まろうとする物質が集まりすぎて大衝突を起こしてしまうんだ。
この、大衝突の衝撃が大爆発を起こし、この大爆発こそが、超新星爆発ということになるんだ。
つまり、超新星爆発とは、新しい星の誕生ではなく、年老いた星の最後の瞬間ということになる。
ただ、超新星爆発が起きると、地球上の私達には、ただ明るい光が見えるだけ。
その光が、新しい星の誕生を連想させるので、超新星爆発と呼んでいるんだ。
実は、人類史上、この超新星爆発は何度も観測されている。
その中で、ルネサンスの時代に、空にすごく明るい星が表れて、それを見た人が、星が生まれたと解釈され、新星と名付けられた。
新星の中でも、ひときわ明るい星のことを、超新星と名付けたんだ。
超新星爆発が起きるとその後どうなるのか
ブラックホールは光さえも吸収してしまうほどの、超強力な重力空間のことを言うんだ。
よく、SF映画でブラックホールという言葉を耳にするよね。
上記のことを知ると、SF映画を見るときは、光でさえ飲み込んでしまうブラックホールをどのようにして回避するんだろうと、興味深々になるよね。
ブラックホールはすさまじい重力で回りの空間のありとあらゆる物質を飲み込んでしまうんだ。
そして、ブラックホールも最後には爆発して、無くなるんだ。
実はこれまで、人類の歴史で、ブラックホールの爆発は発見されていない。
つまり、誰も見たことがないんだ。さらに言うと、ブラックホールに関しては、その正体のほとんどが、わかっていないんだ。
さらに言うと、上記のブラックホールの最後に関しては、天才科学者である、アインシュタインの仮設にすぎないんだ。
それでは、ブラックホールが爆発した後、どうなるのだろうか?
ブラックホールが爆発すると、ブラックホール内のいろいろな物質が飛び散ってしまう。
そして、ブラックホールだった周辺は、しばらくの間、ガス雲が形成される。
その後、この、ガス雲が集まって、新しい星ができるんだ。
なるほど、私達、人間にも一生があるように、星にも一生があるんだね、
さらに言うと、超新星爆発というのは、人間の一生に例えると、どこか、私達人類の、輪廻転生の一部のようなものなんだね。
星も人間も、生まれては死ぬ。そして、また新しい命が生れる。
なんだ、星も、人間も、一生を懸命に生きている、という点では、同じじゃないか!!
超新星爆発の有力候補を導き出してみた
各国の天文学者達の見解によると、現在、超新星爆発の有力候補は約50個の候補があるそうだ。
えっ?そんなにあるんだ!?
しかし、超新星爆発の最有力候補と言われている、赤色超巨星ベテルギウスでも人類が滅んでいるかもしれないほど先の話なんだ。
どのくらい先かと言うと、約10万年後ではないかと言われている。
このように考えると、私達、人間の寿命なんて、星の一生に比べたら、一瞬と言っていいのかさえわからないくらいに、本当に一瞬のことなんだね。
私たちの身近にいる太陽は星の寿命でいうと何歳なの?
超新星爆発に関しては、何となくわかったかな?
この記事の最初の方で解説したとおり、超新星爆発というのは、星の終わりを告げるビッグイベントでもあるんだ。そしてその後ブラックホールが形成される。
ところで、私達の身近にある、太陽は、星の一生で言うと何歳になるんだろう?
実は、太陽の年齢は、46億歳と言われている。
えっ?それって、私達人間でいうと、何歳なんだろう?
実は、星の寿命は約100億年と推測されている。
えっ?私達、人間の寿命が100歳だとすると、星の寿命は1億倍なんだ。
そう考えると、太陽って、おじさん、いや、おばさんかな?
残念だけど、太陽が死ぬ瞬間を誰も見ることができない。
しかし、死に際を見られなくても、私やあなたと同様、太陽だって、他の星だって、みんな、一生懸命、生きているんだよね!