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もち麦の効果でコレステロール抑制!?中性脂肪もダダ下がりで大注目!?

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最近の健康ブームによって、日本本来の食生活が見直され、健康に役立つ食材が数多く注目されてきました。
その中で、心筋梗塞脳梗塞などの原因になる、コレステロールを抑制する効果があるとされているもち麦が今大注目されています。

もち麦は昔から健康によいことは知られていましたが、ニオイなどで敬遠する人も少なくありませんでした。

しかし、現在では加工をしたり調理の仕方だったりで、苦手な感覚もなくおいしく食べれるようになりました。
そして、今回はこのもち麦の絶大な効果の理由を紹介していきます。

もち麦の効果絶大!?コレステロールを抑えるって本当!?

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まず、もち麦の特徴とはほかの大麦にはないモチモチした食感です。
他の大麦などではパサパサした食感がありますが、もち麦は中の構造によってモチモチした食感になっています。

また、栄養にもすごいポイントがあります。特に食物繊維が豊富です。
なんと、野菜のゴボウよりも食物繊維が多く含まれています。

今回、もち麦に注目が集められている理由が、この食物繊維のなかでも「大麦β―グルカン」という食物繊維の健康作用が理由です。
この「大麦β―グルカン」の作用にはいくつか作用があり、

1. 糖質の吸収をおさえる

食べ物に含まれている糖質が食事によって消化吸収されると、血糖値が上がります。
この吸収をゆるやかにすることができます。吸収をゆるやかにすることで血糖値のコントロールが可能になります。

2. おなかの調子を整える

腸内細菌によって「大麦β―グルカン」が発酵され、善玉菌が活性化されることによって、お腹の調子を整えることにつながります。

3. コレステロールを抑える

「大麦β―グルカン」には、血液中の総コレステロールLDLコレステロールを下げる作用がありますが、それだけでなく血中のコレステロールを正常化させる機能があります。

大麦β―グルカンの血中コレステロール低下効果の現在、2つ理由があります。

1つ目は小腸に分泌された胆汁酸にβ―グルカンが結合して大腸から糞便へと排泄するからです。

2つ目にβ―グルカンが大腸において腸内細菌によって利用されて、生成する脂肪酸が体内に取り込まれてコレステロールの合成が抑制されるとされています。

コレステロールの一部は食事に含まれるが、体内のコレステロールの大部分は体の中で合成されます。
体内の代謝が正常な状態では余分なコレステロールは合成されず、また食事のからのコレステロールの吸収もコントロールされています。
しかし、体内での代謝が異常となると、血中の悪玉コレステロールが増加して、血管に沈着して動脈硬化などを引き起こす原因になります。

このコレステロールの排泄経路は胆汁酸のみです。そのため、β―グルカンがこれと結合して糞便中に排泄されれば、体内にあるコレステロールが減ることになります。

もち麦中性脂肪の半分が消えた!?その恐るべき効果とは

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人の体の中には、脂肪酸中性脂肪コレステロール、リン脂質の4種類の脂肪が存在します。
中性脂肪は食事に摂取したエネルギーが使いきれずに、肝臓に蓄積されたものがそれが血管を通って全身に送られ、皮下脂肪や内臓脂肪となります。食事などで体内に吸収する糖分を中性脂肪に変化するのを、β―グルカンが減らしてくれる作用があります。

【あとがき】

もち麦が大注目されはじめ、本やネットなどにもち麦を、使用した料理などが数多く掲載されています。

しかし食べすぎなどやり過ぎると逆効果になります。
もち麦を摂取したことにより腸内の水分量が不足し、便の動きが悪くなり便秘になったりします。反対に消化不良を起こすことによって下痢を伴うこともあるので、適度な量を摂取することが大事になります。

これはもち麦が直接原因しているわけではないです。
それと、食べる時間にも効果が発揮しやすい時間があり、
朝食べることによって、1日の食事の血糖値の上昇を緩やかにする効果があります